理-コトワリ- ~キミの心の零れた欠片~ ~ハチャメチャ探偵みなもと 口無し美少女初夏の謎編~
歴史と観光の町に転校してきた主人公・追儺御代 (ついな みしろ)。彼は幼い頃に “牙を持つ荒神” という存在に魂の半分を食われてしまったため、少しでも自分に関わった人間の魂の闇に巣食う “理(コトワリ)” という化け物と関われる特殊な体質となった。 ある日、校舎の屋上で御代と梔初夏 (くなし はつか) と、コトワリの山梔子が会話している。何かを失くしたらしい初夏。 そこに探偵姿の円谷みなも (つぶらや みなも) が現れ、この事件を解決してくれるという。聞き込みを始めるみなもに付いていく御代たち。 学園や街中を捜しまわり、悠基や清見、あやめたちにも聞き込みを行っていく。その途中、暴走するみなもを発端に、あやめの巨乳、悠基・清見のスカートの中に御代の顔が埋まるというエッチなトラブルが発生したり……。 みなもと御代、いつの間にかふたりを包む空気はデートっぽい雰囲気に。しかしその最中、悠基に好意をもつ不良に絡まれてしまう御代。 ケガをした御代をみなもは介抱する。いい感じのふたりはそのままエッチな展開へと……。 授業中の学園、屋上。御代は約束していた “探しもの” が見つからなかったことを初夏に報告しにいく。しかし突然現れた女教師にふたりは説教を受けてしまう。御代の手を引き、突然走りだす初夏。 ひと気のない体育館の裏、初夏は口うるさい山梔子の存在を消し去る。そして今まで封印してきた気持ちを一気に開放したかのように、御代に抱きつき舌を絡める。体育倉庫の中、激しく絡みつくふたり……。 “理(コトワリ)” という化け物との激戦前。初夏とみなもが見せる屈託のない笑顔に、御代の心は救われる。
理-コトワリ- ~キミの心の零れた欠片~ ~由比ヶ浜悠基 闇に掲げる魂の問題編~
歴史と観光の町に転校してきた主人公・追儺御代 (ついな みしろ)。彼は幼い頃に “牙を持つ荒神” という存在に魂の半分を食われてしまったため、少しでも自分に関わった人間の魂の闇に巣食う “理(コトワリ)” という化け物と関われる特殊な体質となった。 転校初日、御代はあるひとりの女子学生・由比ヶ浜悠基に目を奪われる。 “理” から御代を庇い、命を落とした恩人・カザミドリ と瓜二つだったためだ。ある日、街中で悠基と共に “理” に遭遇してしまう御代。その戦いの最中、不意を突かれて襲われそうになった悠基の手に、かつてのカザミドリと同じ武器が現れる。 “カザミドリ” と “由比ヶ浜悠基”。ふたりの繋がりを突き止めるため、神道である悠基の家に訪ねるが、分かったことは彼女の叔母と関係しているというくらいであった。そして戦いを経てどちらからともなく惹かれ合い、ふたりは肌を重ねる。御代のいきり立つモノを、口に含む悠基。 悠基の大きく弾む胸を左手で揉みしだく御代。ふたりの顔が、時に切なく、時に恍惚とした表情へと変貌を遂げる。やがて知らされるカザミドリと悠基の関係。あまりにも残酷な運命に引き寄せられたふたりが今、最後の戦いへと踏み出す。
すっとんきょうなミラクル・ガール
円谷 みなも (つぶらや みなも) CV:夏野こおり
いつも元気で騒がしい神出鬼没な下級生。
奇抜な格好や言動でいつも御代を引っ張りまわすトラブルメーカーだが、特に悪意は感じられない。
流行りもののTV番組が大好き。時々TVの影響で喋り方や性格などがびっくりするほどの変容を遂げる。
だが、しょせん頭の中身はイマイチ変わらないようだ。
入院している姉の円をいつも気にかけている優しい一面もある。
周りのモノの影響を受けすぎて、ついには自分の存在を保てなくなっていってしまう……。
沈黙の美少女
梔 初夏 (くなし はつか) CV:新堂真弓
いつもオドオドした、引っ込み思案で他人との関係を築くことが出来ない少女。
ある事件をきっかけに声を出せなくなったため、いつもスケッチブックを使い筆談で意思疎通を図っている。
「んっ!」 とか 「うんっ」 などの短い意思表示は出来る。
御代だけは彼女と会話が出来るのだが、それには彼女自身の “理(コトワリ) ”が深く関係している。
ただ一人自分と会話が出来る ――心を許すことが出来た―― 御代に頼りきってしまうことで、初夏の運命は大きく変わってゆくことになる。
スポーツ万能! 成績優秀!! ポジティブガール
由比ケ浜 悠基 (ゆいがはま ゆき) CV:藤森ゆき奈
主人公といる時だけ “理(コトワリ)” が見えるようになってしまう少女。
世話焼きで物怖じしない性格から、初対面の御代にも積極的に関わってしまうが、それは “理(コトワリ)” との関わりを余儀なくされることと同義。
スポーツ万能、成績優秀で前向きな性格。
普段は怖いもの知らずな言動が目立つが、オバケの類にトラウマがあり大の苦手。
今でこそ元気が取柄だが、幼い頃は身体が弱く外に出ることも出来なかった。
身体の弱かった頃に一度だけオバケを見たことがあったらしいが、本人にはあまり記憶が無い。
ぶっきらぼうで無表情系、クールビューティーガール
白妙 あやめ (しろたえ あやめ) CV:かわしまりの
いつもぶっきらぼうで無表情。他人を遠ざけるクールな雰囲気の先輩。
“仲良くしようとすると鬼に襲われる” という噂があり、自分を “鬼憑き” と呼んで、他人に頼ることや人付き合いを極端に避けている。
実際に被害が出ているとも言われており、恐ろしがって誰も近寄ろうとはしない。
過去に大きな事件に巻き込まれているらしく、その時の怪我が原因で今も目を覚まさない弟をずっと一人で看病している。
“鬼” が彼女にもたらす現実とは……。
態度は常にオーバーアクション。友達系健康優良少女
橘 清見 (たちばな きよみ) CV:青葉りんご
悠基の親友と恥ずかしげも無く言い放つ、友達系健康優良少女。
いつも明るく笑いながら、態度は常にオーバーアクション。
オバケやオカルトが大好きで、いつか見てみたいと思っている。
しかし彼女のような健全なる魂には、決して “理(コトワリ)” を見ることが出来ない。
陸上部に所属しているが、あまり早いほうではなくレギュラーを行ったり来たりしている程度。
最近身の回りに不可解な事件が起き始めている……